その1

今日は新しい仲間となるお店のお知らせをさせていただきます。

お店の細かい名称やコンセプトはまだ発表できませんが、
2015年11月武蔵小杉に出店させていただく事になりました。
外観パースはベル・オーブ(仮)となっていますがまだまだ未定です。デザインももちろん調整中です。ベル・オーブ武蔵小杉にそのままなったりして。。

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出店を決めた経緯にはベル・オーブ豊洲の存在があります。

2006年10月に豊洲にベル・オーブ豊洲を出店させていただき様々な夫婦、家族のみなさんとの交流を深めさせていただきました。これは私の努力というよりも豊洲で長い間勤めてくれた歴代の店長や料理長、そしてコレガス(スタッフ)のおかげです。最初はららぽーとに多くの有名チェーン店が軒を連ねる中、みんなの努力でクルージングからケータリングまで何でもやりました。  それが今の豊洲の源流となっています。

震災の際にもいち早く豊洲で遅くまで店舗営業を始め、夜に一店だけ光っていて多くのお客様にいらしていただきました。
目の前のマンションと言っても100m200mくらいあると思いますが、夜に騒がしい店だとお叱りを受けたりもしましたが、騒いでいたのはそのマンションの住民の方だったりもしたのは今では良い思い出です。豊洲はお子さんだらけで私の世代からすると高度成長期のようななにかエネルギーをもらえる場所でもあります。

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いまでも行っている高層マンションのパーティールームでのパーティーでは当時新婚ほやほやの○澤シェフがキッチンで料理をつくりあげているる周りに豊洲の奥様方が「シェフ~イケメンじゃん、結婚してるの?」と軽く声をかけていたのですが、深○シェフは恥ずかしがって照れ笑いしながらごまかして料理を作り続けます。となりで後ろを向きながらせっせと皿を洗っているのはなんとヘルプに来てくれた○澤シェフの奥様。。

奥様の背中から熱い炎が上がっているのが見えたのは私だけだったでしょうか。。

話はずれましたが、豊洲の店舗とお客様の絆は六本木のそれと同じでもあるが独特なもので私には飲食店をやる上で本当に魅力的な何かをとにかく感じていました。

ただ豊洲の出店以降、都内の出店に注力することが多く、豊洲のようなお店をやるという意識は減っていました。豊洲があまりにコレガスに頼りすぎていたからかもしれません。

ただ武蔵小杉のお話をいただいた時に私の心の中にこれまでの豊洲でいだいてきた想いがぶわっと湧き出てきたんですね。

「もう一度コレガスにとにかく頼ってあの独特なお店とみなさんとの円を作ってみたい」

と思ったのです。武蔵小杉のエネルギーをそのまま自分も体感したいという気持ちがなによりも勝ったわけですね。

それで即決しました。決めたからにはこの街に溶け込んでやっていきたいと思ってます。
もちろんコレガス(仲間)も募集してます。http://www.deliriumcafe.jp/recruit/ これから武蔵小杉のみなさんよろしくお願いします。

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