11/29(月) いい肉の日(こちらはメールマガジンでもお知らせしてます。明日お知らせします。)に
デリリウムカフェ トーキョー
デリリウムカフェ レゼルブ
リトル デリリウム
にてこの冬初のデリリウム ノエル樽生が登場。(ただいま通関待機中でハラハラ。)
デリリウム ノエルはベルギー第3の都市ゲントのよりすぐ近くメレの町、ヒューグ醸造所のクリスマスビール。この醸造所はブリュッセルからゲントへ到着する数分前に電車の車窓からヒューグ醸造所と電車側を向いたピンクの象を見る事が出来きます。
ピンクの象で知られる事になったデリリウムのビールの中では一番アルコール度数の高い10%。
色は濃い赤褐色で透明度もある。糖をかなり感じる熟したレーズンのような甘味が特徴でまさに寝酒?と思わせるようなビール。
トナカイの代わりにピンクの象がソリを引いたり、スケートをすべったりしているのがあまりにかわいらしいラベルです。
せっかく樽とボトルを両方飲めるわけですから、ちょっと簡単にお話すると、
ボトルは瓶内発酵ですが、このビールは泡もちがあまり強く作られてはいません。(醸造ロットにもよりますが、ビールに残っている糖度が高いためが理由の一つです。これはグーデンドラークにも言える事です。)
それに比べて樽は樽内発酵をしていない事、炭酸ガスにてカーボネーション(炭酸を加える事)を行われて泡立って出てくる事もあり、口当たりが滑らかでスムースにフレッシュに感じます。
ビールにとっての泡が味わいにどのように作用するのかを味わいながら二つを飲み比べてみるのもいいかもしれません。
そしてこのビールの楽しみは、ヴィンテージです。
このようなビールは長い間の熟成を楽しむ事が出来るため、ベルギービールファンは年ごとの醸造がわかるクリスマスビールを飲み比べ、
その度に新しい発見して楽しみます。
マニアックと思うなかれ、ちょっとヴィンテージを試してみればきっと分かると思いますよ。