その4

TGVでブリュッセル南駅についてすぐボステールス醸造所のジャックがお迎え。
ジャックはまだインベブがアルトワ社だった頃にレフをオランダに最初に進出させたブランドマネージャーからティママンス醸造所のジェネラル・マネージャー、デュボック醸造所でも輸出責任者として30年に渡りこの業界にいて知らない者はいない方です。

来週には3年ぶりに来日して9/8 デリリウムカフェ トーキョーにてみんなで飲みますのでぜひご参加下さい。

ボステールス醸造所につくとEUとベルギーの国旗の間に日本の国旗が。お互いに敬意を払って仕事をする事は一番大事ですし、嬉しい事です。 

まずは醸造所の方を見に、ちょうど糖化行程が終わり、麦芽を濾過している所です。これの麦汁がみなさんの飲むトリプル・カルメリートになります。

濾過後、写真左の煮沸釜にうつされ100℃に熱してビタリングとアロマホップを添加します。

これ欲しい↓↓

醸造所は麦汁の香りがただよっています。

そこから商談?にうつります。自分で言うのもなんですが、彼らは僕らと仕事が出来て幸せだと
何度もいわれて嬉しかった。こんなもんじゃないんで努力します。もちろん商談?は彼らのビールを飲みながら。

途中、オーナーのアントワーヌ・ボステールスもやってきて仕事の話より日本の美術などに話は移ります。醸造所経営の話などもしました。

その後みんなで食事へ。シャンパンビア「デウス」で乾杯(フゾンテ) (ラテン語で神の意味です。)
デウスは初期の発酵後シャンパーニュまで運び瓶詰め、熟成後、シャンパンと同様にルミアージュ、デコルジュマン、ドサージュを行うというまさにシャンパンビアです。
ベルギーで同様にシャンパンビアを作るマルール醸造所は同じ町、ブッヘンハウトにあります。 

鰻のシャンピニオンソースを頂きました。よくベルギーでは牛肉をシャンピニオンソースで食します。

こちらは鰻のグリーンソースです。おなじみの郷土料理ですね。

実はまだ初日の昼過ぎです。ここからブリュッセルにて商談があるというのでついでに連れていってもらいました。ボステールス醸造所からブリュッセルまでにはベルギービール「サタン」のデブロック醸造所、「デュベル」のデュベルモルトガット醸造所を通ります。ベルギーについて4、5時間ですでに4つの醸造所を通りました(笑)

 
ブリュッセル北駅で降りて次へ向かいます。(まだ初日の午後)