その3

「ご挨拶」

2012年も残す所あと少しです。今年も多くの皆様にいらしていただきこのメルマガだけでは感謝が伝えきれそうにありません。お会いした皆様に個別でもご挨拶させていただきます。ありがとうございます。

2012年もセント・ベルナルデュス醸造所、ジャンデラン醸造所、デ・ランケ醸造所、デ・ラ・セーヌ醸造所、シリー醸造所、ボステールス醸造所が僕らのために来日し、その度にビールを通じて日本のベルギーの文化交流をみなさんと感じる事が出来たのかなと考えております。

お店に関してはセント・ベルナルデュス醸造所と世界初のベルナルデュスの名を冠したブラッスリー セント・ベルナルデュスと初の公共施設での店舗であるベル・オーブ東京芸術劇場をオープンしました。この2店舗はほぼメディアに対しては何も動かす雑誌等へのアプローチも行いませんでした。やはり飲み屋は飲みにいらしていただける方がまた来店する事、その円が少しづつですが広がっていく事。これが重要です。ただしこれが出来たとは言えません。やっとスタート地点に立てたと感じています。特に公共施設をビールで盛り上げる。それはこれからです。来年やったります。

また私自身の醸造プロジェクトであるRio Brewing & Co. (リオ ブリューイング アンド コー)で初陣Uijin や Rio Reserva リオ レゼルバなどをリリースし、2013年はさらに様々なビールをベルギーの醸造所と共にリリースします。1月には新しい初陣やベルギーチョコレートスタウト(レシピを変えましたが想像以上の出来です。)もリリースします。 そんな中でデ・ランケ醸造所(2012のペレ・ノエルは私が助手として醸造しました) ジャンデラン醸造所、デ・ラ・セーヌ醸造所、ストライセ醸造所はなんのためらいもなく私にビールの醸造法をいつも一から教えてくれます。自分は幸せものです。みなさんに美味しさと楽しさで恩返ししていきたいと思っています。

また、こそっとフランス、アルザスからワインの輸入も始めました。アルザスという土地に魅せられ行き着いた結果でもあります。これにはかなりの想いが詰まっています。別途お知らせさせていただきます。

2013年はベル・オーブ六本木が5月で9周年。10年という一つの大きな区切りの中で大事に年となります。

2月にはセント・ベルナルデュス醸造所とベルギーでも有名な(マイケル・ジャクソンの愛した)レストラン、ホメルホフのステファン氏も来日して料理を振る舞います。1月にはそれに関連した様々なイベントも行いますし、2月にはデリリウムカフェ レゼルブの3周年に向けて盛り上げます。3月にはデリリウムのヒューグ醸造所やセリス・ホワイトやグーデン・ドラークを醸造するヴァン・スティーンベルグ醸造所も来日します。ブリュセレンシスの準備も始めなければなりません。今年は東京でやりたい。

そんな中、ますますチャレンジが重要となりますが、まずはいつものお店にてお客様一人一人への想いと共に「店づくり」にはげみます。それではフゾンテ!!

菅原 亮平