報道機関各位
都内にてベルギービールカフェ「ベル・オーブ」「デリリウムカフェ」「ブラッスリーセント・ベルナルデュス」を展開する株式会社M’s Kitchen(東京都港区:代表取締役社長 菅原亮平)は、ブラッスリー セント・ベルナルデュス開店二周年を記念して2014年7月27日の記念パーティーより限定復刻醸造セント・ベルナルデュス Extra4の提供及び卸し販売を順次開始させていただきます。
【商品概要】
今回特別に醸造されたエクストラ4はブロンドビールで4.8%の低いアルコールであるがこの醸造所独特の酵母から来る風味を持つ。そしてこのビールは新しく醸造されたものではなく復刻されたものである。元来ベルギーの修道院にて醸造されるビールの中で修道士が日々の生活の中で飲むために低アルコールのビールが醸造されており、そのビールは「シングル」と呼ばれていた。世界一のビールとも呼ばれるウエストフレテレンを醸造するセント・シクステュス修道院からセント・ベルナルデュス醸造所が1946年に商用のビール醸造を引き継いだ際、この醸造所でもアブト12、ペリオール8、ペーター6、そしてこのエクストラ4が醸造されていたのだ。エクストラ4は時代の流れもあり70年代前半には姿を消したが40年の時を経て再度醸造される事となったのである。
発売日 2014年7月27日(下記に詳細表示)
アルコール度数 4.8%
内容量 330mlボトル,20L樽
原産国 ベルギー
酒類区分 ビール
【樽生・ボトル提供店舗】
7/27(日)
ブラッスリー セント・ベルナルデュス(神田) ※2周年パーティーにて発表
7/28(月) ※ボトルは7/28より提供。樽生は店舗による
ベル・オーブ六本木
ベル・オーブ豊洲(ららぽーと豊洲)
デリリウムカフェ トーキョー(霞ケ関・霞ダイニング)
デリリウムカフェ レゼルブ(赤坂・赤坂サカス)
リトル デリリウム(新宿・サザンテラス)
ベル・オーブ東京芸術劇場
【ボトル提供店舗】
7/28(月)
その他各卸し先飲食店/酒屋
【ブラッスリー セント・ベルナルデュスについて】
世界中のビール通を魅了する「セント・ベルナルデュス醸造所」の名前を持つ世界で唯一のベルギービアカフェ。神田最大の24種の樽生ベルギービールと西フランダース州を中心としたボトルビール。ブラッスリー・セント・ベルナルデュスとはセント・ベルナルデュス醸造所、そしてベルギー西フランダース州のビールを中心として様々なベルギービールを提供する。多くのビールは日本へ直接輸出されるビール愛好家達が夢見る場所だ。ブラッスリーとは「酒場」を意味すると同時に「醸造所」という意味を持ち合せており、「醸造所と共に作る酒場」これが「世界初」のブラッスリー・セント・ベルナルデュスである。
【セント・ベルナルデュス醸造所について】
西フランダースの一番端にワトゥという西フランダースのホップの中心地があり、ビール愛好家達が夢見るビールが作られている。
このおとぎ話のような村、ワトゥでは時間がほかの場所よりあきらかにゆっくり流れている。そこでの暮らしは他とは全く違って、静かで、人々は自然と共に生き、まるで時間に逆らうように、伝統と価値が重要視されている。醸造所もそのひとつだ。
20世紀初め、北部フランスにあったキャッツベルグ修道院協会は、フランスから数キロしか離れていないベルギーの小さな村ワトゥに移る事に決めた。彼等は農場を「Refuge Notre Dame de St. Bernard」に変えて、修道院チーズの製造場所にした。その売り上げで、修道院の活動を経済的に支えていた。
30年代初め、フランスの教会への態度が良好になり、1934年修道院協会はベルギーの建物を処理して、すべての活動をフランスに戻す事に決めた。
エヴァリスト・デコーニンク氏はチーズ工場を受け取り、ワトゥにある「トラピストの道」と呼ばれる場所で最初のビルを建てた。そこではチーズがさらに発達し、商業的にも成り立っていた。この最初のビルは後に個人宅へと改装されビール愛好家を迎え入れているが、今でもリビングルームにチーズ工場の跡が見られる。
第2次世界大戦直後、トラピストの僧侶、St. Sixtusセント・シクステュスは現在世界一のビールとも言われる彼等のビール「ウエストフレテレン」を売る事を止めると決めた。
取り決めは次のようなものだった。トラピスト修道院の中では、修道院内で消費する分だけのビールを作り、修道院の入り口と、修道院に関係しているいくつかの宿泊所だけで一般の人に売る。一方、デコーニンク氏は許可を得て1946年よりトラピストビールを製造して売ることにした。ビールの元となる水はジャン・ヌ・ダルクの時代からもたらされた地下水が150メートルもの醸造所の地下より採取されている。
チーズ工場の隣に新しいブルワリーが建てられ、ウエストフレテレンの醸造長(修道士)(彼は知識も造詣も深かった。)の助けを借りて、デコーニンク氏はセント・シクステュスのビールを製造しはじめた。もちろんこのビールはウエストフレテレンに勝るとも劣らないという味わいとなった。
60年代の初め、デコーニンク氏の義理の息子クラウス氏がブルワリーに関わりはじめ、ライセンスを更新する交渉をした。1962年にライセンスは30年の期限(1992年まで)で更新された。
1992年、契約は終了となった。トラピスト修道院は、「Trappistenbierトラピストビール」の品質はトラピスト修道院の中で製造されたビールのみに保証されると決めたからである。1992年以来、ワトゥのTrappistenweg 23(トラピストの道)で製造されたビールは新しいブランド名「St.Bernardus」(ノートルダム・ド・セント・ベルナルデュスに関連している)で売られている。世界一のビールとも言われる、ウエストフレテレン・アブトに勝る物があるとすれば同じ血筋のセント・ベルナルデュス・アブトが挙げられるだろう。
近年さらにこの醸造所には世界に誇るビールが加わる事となった。ヒューガルデンの生みの親ピエール・セリス氏によってさらに新しい命が込められた。そのビールの名はセント・ベルナルデュス・ホワイト。彼がヒューガルデン、そしてセリス・ホワイトに続いて醸造した最後のホワイトビールである。
そしてグロッテンビア(洞窟のビール) セリス氏は数十年前にシャンパンを寝かせる洞窟を訪れた際に夢をもった。ビールをこのように洞窟にて熟成させたい。その想いはここで現実となった。ビールの伝道師、マイケル・ジャクソンはこれを世界のベストビール10の1つと賞賛したのである。
【報道関係の皆様・一般のお客様・卸し・飲食店からのお問い合わせ】
株式会社M’s Kitchen TEL:03-5545-9961(平日10:00-18:30)
担当:田村 E-mail:beerorder@ms-kitchen.co.jp 公式サイト:http://www.riobrewing.jp