その8

朝の三時までジャネにいろんな店を案内され、
飛行機に乗れるか相当、心配だったが、なんとか空港におりたてました。
荷物検査も思っているのと全然違って、厳しくなかった。
おじさんが搭乗券のつもりで「トーヨーケン」って
言って来たので、トーヨーケンはこれだと
笑いながら「アチョー」といいながら蹴りを入れたら、相当うれしかったらしく、
向こうもパンチして来てじゃれあってました(笑)

さて、またアムステルダム経由でブリュッセル入り、
着いてすぐホテルに荷物を置き、ベル・オーブの常連 S藤君と約束していたゲントへ向かう。
彼もビアウィーケンド(ビールフェスティバル)のためベルギーに来ています。

ちょっと遅れそうになったが、彼もユーロスターが30分以上遅れたらしく、、
ゲント駅前で合流。が、すでに6時半。

2人でさっそくゲントの市街地へ。

まずは着いてすぐ「グーデン・ドラーク」をおがみます。


一番上に小さく見えますか?「金のしゃちほこ」ならぬ「グーデン・ドラーク(ゴールデン・ドラゴン)」です。

それを眺めながらのビアカフェへ。
さすがゲントだけあって、周りのみんながうちで輸入しているリーフマンス醸造所のビールばかり飲んでいるので早速、興奮し始める。
が、さすがに雰囲気だけでビールがうまいとか判断はまったくしなくなって来た。
最初にベルギーに来たときなどは、思い入れやなんとなくで味を判断してしまっていた部分も少なからずあった、次にベルギーに来て飲んだ時に、あまりおいしくなかったり。
輸入する立場になってから、本当に真剣にビールと向きあって飲むようになりよかったと思う。
もちろん、このブログを読んでいる皆様は、思い入れなどを持って飲んでいただく事をお勧めします。絶対その方がビールがおいしくなると思いますし。

このグーデン・ドラークから広場をはさんであるこの教会(下)はアウグスティン修道僧と深い関わりがあり、(アウグスティンは1982年に修道僧からレシピを譲り受けでヴァン・スティーンベルゲ醸造所が醸造を開始します。)
年に一度、アウグスティン(ビールのロゴラベル)の馬車が教会の前を行進します。

さて、この二つの建物、どこかで見覚えが、、、



そうです。「ゲンツ・トリプル」です!!
二つの建物をラベルにしたゲントの地ビールなのです。樽生も最高ですよ。(ベル・オーブでも提供しています。提供時はブログをチェックして下さい。)

ようはゲンツ・トリプルのラベルの中にはなにげにグーデン・ドラークが!!!!
ここは一番大事な所なのでノートにメモをお願いします。

そんなわけでゲントはベル・オーブが輸入するビールとも非常に関わりの強い都市なのです。

他にはリーフマンス醸造所のヤン・バン・ゲントも。これは明日、決定的写真と共に説明を。


やはりまずはこれでしょう。ムール貝。これはうまい!!

これでももう21時を回ってます。けど最高の眺めと料理とベルギービール。(グーデン・ドラークがどこにいるか探してください。)

「実はここから今日、一番の大仕事がありました。
成功したかどうかは、近々発表します。」
高尾には、もう報告しました。

実はおかげで終電をのがし、S藤君の泊まる、オステンドへ行く事に。
(ほんとは行きたかっただけ?)