その8

朝からビアウィーケンドのため
昼すぎまで様々なベルギービールを飲んで回る。

昨日の夜は混みすぎて身動きがとれなかったので、
朝来てよかった。

ビアウィーケンドでびっくりしたのは
二組に「菅原さんですか?」と声をかけられた。
ブログをいつも読んでいただいているようで、ほんとにありがとうございます。

日本の方を見つけるといつもの仕事と一緒でベルギービールの説明をしてまわり、
ヴァン・スティーンベルゲ
セント・ベルナルデュスの両醸造所に案内する。

会場の外にはいろんな醸造所の馬車や車が
ボステールス醸造所(フラスコ型のパウエル・クワックを醸造)

やはりいたる所に吊るされています。

モルトガット醸造所(デュベルを醸造)

ボーン醸造所(伝統的ランビックの醸造所)

他、様々な醸造所のブースに勝手に上がり込んで(失礼しました。)
醸造家、そしてエクスポートマネージャーと話し込む。
貴重な話ばかりでありがとうございました。

あれ?
服を着た小便小僧が広場にやって来ていて、そのまわりでおじさん達が楽しそうに
音楽を大音量で演奏している。格好からして
『ヒューグ醸造所の一団』だ。


その輪にまじって

写真を撮った瞬間。
小便をかけられた!!!
おじさん達大笑い。
なんと出てきたのは、、

デリリウム・トレメンスだ!!

なんとこのピンクの象で有名なデリリウム・トレメンス。
本物の小便小僧でも
8月にほんとに小便小僧がデリリウム・トレメンスを出してしまうのです。!!!

ヒューグ醸造所は、面白い商品を出す人達がいるだけあって、みんな陽気ですね。

そして電車で「ブルージュ」へ。

いつ来てもきれいな町です。日本人はかなり少なかった気がします。

ちょっと買い物後に
ネットで前に知り合った「たくぞう君」の働いている
日本食レストラン「TANUKI」へ行ったが予約で一杯。
紹介していただいたとなりのビストロへ。
ホワイトビールを頼んで出て来たのは、
「デンテルヘムス」
自分達で輸入している商品が出てくると人一倍うれしい。
フランダース地方ではかなり人気のホワイトビールのようです。ゲントでもかなりみかけました。

自分は前にヴァン・スティーンベルゲ醸造所に行った後に連れて行かれた
Garreという隠れ家のビアカフェへ。
ここのお店のハウスビール「Garre」を飲むのも大きな目的。

ビールのメニューは
一ページ目に
「garre(ガレ)」
「セリス・ホワイト樽生」
「グーデン・ドラーク樽生」

ん、、、
なんかうちみたいなメニューだな。。
いや、うちがここみたいなメニューなのか。
半年ぶりに来たけど、かなり親近感を感じる。

ガレ。うまいな~。
アルコールが11%ですが、、
となりのおばあちゃん、おじいちゃんおわかりしてるし、
まわりの老人もみんな飲んでる。ベルギー恐るべし。

あっという間に夜になる。
夜になってもほんときれいな町です。さすが
町全体が世界遺産なだけあります。

そしてブリュッセルへ戻る。
この後、私は一人で朝、4時迄、ベルギービールを飲み続け、
すばらしいベルギービールを求め続けるのであった。