ルル醸造所のグレゴリー氏から
日本のみなさんへメッセージが届いています。
「日本へ最高の願いを込めて」ルル キュベ クリスマスを片手に
この間の話なんですが、
いろんな専門書にルル醸造所はアメリカへの輸出に成功してあると書いているので遠慮して日本は小さなマーケットだけど、大事にビール扱うからと僕は言った。醸造をしている3人はみんな首を言ってこういった。
「この半年はアメリカより、日本の方が買ってくれてるよ。日本のみんなもビールが大好きじゃないか。小さなマーケットじゃないよ。僕らみたいな小さな醸造からしたら。」
といいながら壁に貼ってある地図の日本をさした。輸出している国だけ針がさしてある。
さて、ルル醸造所とは?
ルル醸造所はベルギー南部のルクセンブルグ公国に隣接するルクセンブルグ州のゴーム地区にてグレゴリー氏が1998年に商売としての醸造を開始しましたが最初です。酵母は醸造所から20kmのオルヴァル修道院からもらってきています。
実は当初、彼はルル ブロンドのみしかビールを作る気がありませんでした。
ルル トリプルの大好きなデリリウムカフェのお客様達にとっては、彼の気が変わり、ルル ブラウン、トリプルといくつかのビールを醸造する事になり他にも様々なすばらしいビールを生み出して来ているのはラッキーですね。
そして今年は「最高の願い」を込めたルル キュベ クリスマスが登場。
毎年レシピを少しづつ変えながら、オルヴァルの酵母、そしてスパイスを使わずに醸造されるこのビールは飲まないとビール好きでなくても人生損だと思う。ビール好きだったらほんとに損です。(菅原 談)
蜂蜜のような甘みと苦味、アマリオホップの芳香があふれる彼のビールは世界中のビールファンを虜にしているし、様々なベルギーの醸造家、評論家に聞いても若手醸造家の筆頭にあげられている。
ちなみに彼に聞いてみた。
菅原「若手の醸造家の中で僕はグレゴリーのビールが大好きだけど
グレゴリーは、誰を尊敬してる?」
グレゴリー「ベルナルド(デ・ラ・セーヌ醸造所 タラス ブルバ等醸造)かな
リオもベルナルドのビールを輸入してるんだよね。いいビールばかり輸入してるね(笑)。」
ちょっと心が温かくなった一言だった。
ここらへんの話は一度、ベルギー旅行記でまとめたいと思ってます。